体調 2018.10.15

<IgA腎症・慢性腎不全>腎移植後・・

TOMO

2014年・・27歳の時に腎臓が悪いと発覚。
入院し精密検査した結果、難病指定のigA腎症とわかりました。すぐさまステロイド治療に専念しましたが時すでに遅し・・。みるみるうちに腎機能が低下して1年も経たない間に腎機能が10%以下までに下がってしまい透析という残酷な結果になってしまいました。透析はやった後も正直身体がしんどく、2日に1度,半日程かけ病院で必ず血液の入れ替えをやらなくてはいけなかったのですごく辛かったです。なのでまだ年齢が若いという事もあり、透析をしながら生体腎移植の準備も進めました。
そして病気が発覚して2年後の2016年・・29歳の時に生体腎移植をしました。
手術は成功はしたものの、感染にやられ腎盂腎炎になってしまったり、体調がすぐれず入院が2ヶ月も長引きました。
退院時・・主治医にはigA腎症の再発率50%で腎盂腎炎や体調不良続いてるからもしかしたら腎機能の低下が心配と言われていました。確かに移植直後と何日かした値は全然違います。数値が下がる度に「移植したのになぁ・・」と不安ばかりでした。
そんな中、旦那さんから光線治療を勧められました。確かにもう透析は絶対に避けたいし、せっかく母からもらったこの腎臓を長く持たせなくてはいけない、2人目の子供も希望している中、腎臓が安定していないと産めない、いろんな状況を考え毎日光線を当ててみる事にしました
最初は光線当ててても腎機能が移植者の基準値より少し下回り、従来尿と共に排泄されるクレアチニン(毒素)濃度も1.0以上高かったです。しかし、ずっと当てていくうちに腎機能が基準値近くまで回復し、クレアチニン濃度もび0.89とびっくりする数値まで良くなりました。気が付くと熱を出すような風邪をひく事もなくなり、風邪ひいても薬飲まず1日か2日で治っていました。免疫抑制剤を服用していて免疫が弱いけど光線治療して約2年・・インフルエンザにもかからず過ごせています。今ではステロイド剤での不眠症も解消されています。
先日は以前から検査で数値に再発の可能性ありとでていたのですが再発もなく、ここの所数値も主治医が毎回驚くほど数値も安定しています。尿量も昔は1Lにも満たないぐらいの量、回数だったのが・・今は2L前後にも増え回数も増え自分でも分かる程体調が良くなりました。そしてついに主治医から「腎臓も安定している事だし今なら2人目妊娠しても大丈夫だよ」との許可も頂き、ほんと今までの苦労が嬉し涙に変わりました。
以前の自分は・・透析、入院、体調不良などで娘の学校の行事や習い事の参加、自分の趣味のサッカー観戦すら行けず、家族との旅行すら行けなかったので悔しい・切ない思いをしていました。
でも今は学校の行事にも参加できるし、サッカー観戦も身体を心配せずにAWAY観戦も行けるようになり、家族と過ごす時間も増え人生観が変わりました。確かに慢性腎不全は消えず、障がい者にはなってしまいましたが・・でも体調が良い分こうして普通の人とまた同じような生活・当たり前な事が出来る。今はそれがとても充実し幸せです。
今では光線治療は娘が風邪・偏頭痛、ケガなどな時にも使っています。自分が幼かった頃から悩まされていた生理痛の時も光線やると痛みが和らぎ・・光線はほんといろんな意味で手放せない存在になりました。これからも毎日光線治療をやり、少しでも再発しないよう・・もらった腎臓を長持ち出来る様にしていきたいと思います。